So-net無料ブログ作成
検索選択

チェストの修理 [家具]

妻の友人にチェストの修理を頼まれました。

重量級のご主人が毎朝玄関で使用していたらしく、4本の足のほぞ接着がすべて外れて脚がグラグラになっていました。本来なら、分解して組み直すのでしょうが、座面の生地や飾り鋲の部分は傷んでいないため、また雰囲気をそのままにするため、ほぞ接合部に接着剤を流し込み、補強材を追加して対応することにしました。

修理完了したチェスト。外見では何も変わっていませんが。 

 01.jpg

修理前の裏側です、一部隠し裏地が敗れています。

 02.jpg

 裏地を外したところです。座面のクッションなどは傷んでなく、脚さえしっかり固定できれば問題ない状態でした。

03.jpg 

四隅に補強部材を当てたところです。

04.jpg

台輪の形状が微妙な曲線なので、型紙を作成しました。しかしあまりぴったりとは行かないかったですが、補強材です。

05.jpg 

脚と台輪の3点を接着剤とビスで固定しました。

06.jpg 

裏地を張って完成です。有り合わせの生地だったのでちょっと派手ですが、いつも見えないので良しとしてもらいました。

07.jpg 


小椅子の修理 [家具]

ご近所から椅子の修理を依頼されました。

リホームを機に、家具類は新調していたのですが、ご夫婦思い出の品であり、何とか修理できないかとのご依頼でした。

座面は一度上から布を被せたようですがそれもかなり傷んでおり、脚部や背もたれにも傷、塗装の摩耗が見られましたので、座面の張替えと、脚部の再塗装を実施しました。 

また一脚は側台輪と後脚のほぞの接着がとれておりガタついていました。

座面の生地は、お好みを提供してもらいました。(若干座面の生地としては薄く、耐久性は落ちそうですが)

修理完成したものです。

06完成.jpg 

修理前の座面部分です。半分切れてますが左端が後から被せた生地、真ん中が 底張りの生地、右端が底張りを外した座面です。

01分解1.jpg

座面を張り生地、ウレタン、座板に分解したところです。

02座面の板.jpg

座板はこのあと、ステープルの穴や木ネジの穴をウッドパテで埋めて、ヤスリ掛けしました。

ウレタンを張った後です。仕上げウレタンの座面端の処理がいまいちで、もう少し座端に沿って切りそろえないと、生地を張った曲線部分に膨らみが出来ます。今回生地も薄いこともあり、少しそうなりました。

03仕上げ用ウレタン.jpg 

実は4年位前に、自宅の旧ダイニングテーブルの椅子の張替えをやったことがあり、その時もはみ出しが多めだったのですが、座面の生地が厚めだったのと、比較的伸縮性があったので、上手くいってしまい、その乗りで同じようにしてしまいました。

04張り替え座面.jpg

ガタのある接合部分に木工ボンドを流し込み接着しました。

05ガタ補強.jpg

組んである状態での追い接着では強度的に???だったのですが、案の定ガタが再発したとのことで出戻ってきました。

今回は後脚と側台輪のほぞを外して、接着後隠し木ネジを打つことにしました。 

 ほぞ部分に隠し釘が2本打たれており少してこずりましたが、接合部を外したところです。

07出戻り.jpg 

接着後、木ネジを打ったところです。ネジの少し上にもともとの隠し釘の跡があります。

08再接着.JPG 

だぼを入れて切断、削ってこの部分だけ再塗装しました。

09埋木.JPG 


ガーデンルームの物入れ [家具]

ガーデンルームのサッシの間の一角に、隙間家具的に収納棚を作りました。

例によって材料は18mm厚のパイン集成板と5.5mmのシナ合板です。

完成2.jpg

中身は掃除道具や園芸用の小物などを入れています。台形の棚になっているため、あまり収納力はありませんが、いろいろ雑多な小物を隠せておけるのでスッキリしました。

中身.jpg

棚および扉の部品です。

 棚部品図.jpg

 扉部品.jpg

 図面です。

図面.jpg 

 


オーダー靴箱 [家具]

作成したのは2年ほど前ですが、ご近所の玄関据え付けの、飾り棚を兼ねた靴箱を作成しました。

ご要望としては、たたきの部分に灯油のポリカンを2個しまえて、扉は開閉の場所を取らない引き戸です。

玄関のたたきと上がり框をまたいだ構造で、3部分に分割して作りました。

最初に設置環境の図面を作成し、各部分の寸法を出して、個別図面を作成しました。

 環境図面.jpg

たたきの部分がかなりの傾斜だったので後から足(上の図面の右上の部材)を追加して高さを調整するようにしました。

灯油の引き出しカードは左側の車輪の取付高さを調節して水平を出しています。

据え付けたところです。

完成2.jpg  

引き戸と靴箱の背板はかまち組にしたあります。 

中央の大きな靴箱には、付け台輪は省略し、サンダル等がしまえるようにしました。 

完成1.jpg 

材料は、18mm厚のパイン集成材、シナ合板と天板は400×1700mmの25mm厚のタモ集成材です。

これは小さい方の箱部分を組み立てたものです。後から天板をかぶせるので天井部分は前と後ろだけにしました。

靴箱1.jpg 

下の写真は引き戸の部材加工が終了して、組み立てる前の部品です。

引き戸の部品1.jpg